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童話王国 |
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我々の世界の中にいる全ての生き物は、童話世界にも存在します。
我々の世界にいない生き物も、童話世界には存在します。
我々が知っている童話に登場するキャラクターたちが、大勢いるのです。
子供にもたらすのは楽しさ、大人に与えるのはくつろぎ。
多くの面白い住人たちと彼らが織り成す物語。
想像力によって生まれた童話は、読んだ者の想像力を刺激して、童話はますます膨らみ、
童話世界は繁栄していきました。
ところが………
時代の変化の歩みが、童話世界に危機をもたらしたのです!
昔と比べて頭の良くなった子供たちは、童話世界のキャラクターに対して「なぜこの人たちはこんなこともわからないの?」「本当にいるの?」と、疑問を持ち始めるようになったのです。
人々がやすやすと童話を信じるようにはならなくなってから、童話はあまり知られていないものから
順々に消えてしまう運命を迎え始めました。
童話王国の国民たちは憂います。
このまま時が流れれば、童話世界はいつの日か完全に消えてしまうでしょう。
この重大な問題に、王国の住民たちは会議を開き対策を話し合いました。
白雪姫、マッチ売りの少女、シンデレラ、ピノキオ、魔女連盟、継母連盟、王子と姫など、
童話の主要キャラクターが続々と会議に集まりました。
朝から晩まで、また晩から翌朝まで会議は続きに続いたのですが………
なかなか具体策に結びつく結論には至りません。
どのようにパフォーマンスをすれば良いのか、それとも、頭がいいふりをすればいいのか、本当に頭を良くすればいいのか。人々にもっと好かれるための、そして、子供たちからの疑いを解消するための方法を求めはしても……しょせんはみんな童話のキャラクター、その考えは単純そのもの、限度があります。
結局会議では何も決まらないまま、皆は童話王国の偉大な賢者の元を訪れました。
偉大な賢者とはいっても、彼もまた童話キャラクターの一人に過ぎず、皆に迫られて焦りながらもひねり出した答えは、次のようなものでした。
「童話はここにある。疑問をもっている人は童話に参加すればよい」
そこで、童話王国の住民たちは、私たちこの世界の住人に童話世界の中へ入ってもらって童話に参加してもらうことで、童話を知ってもらうことに決めたのです。童話の存続をかけて。
童話王国
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